話が通じない相手との向き合い方がわかる本

Uncategorized

「ビジネス書って色々あって何を読んだらいいか分からない」「購入費用も高いし、書籍選びに失敗したくない」「ある程度どんな本か理解した上で自分にあった書籍選びをしたい」

という悩みはビジネス書を選ぶ時にありがちですよね!

今回は、今井むつみ著の「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』を紹介します。

この書評を読むと

①どんな人に『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』があっているか

②『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』の簡単な内容

③『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』に似たジャンルの本

を知ることができます。

管理人は小説・ビジネス書を年間100冊以上読んでいるため、ポイントを絞って分かりやすく紹介します。

最後にはジャンルの似ている本も紹介するので気になる人は是非チェックしてご自身にあった書籍を見つけてください!

『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』はどんな人におすすめの本なのか

引用:https://o-dan.net/ja/

こんな人にはおすすめです!

①仕事場でのコミュニケーションにストレスを感じている人

②言った言ってないの水掛け論をやめにしたい人

③「話が通じない人」がなぜ存在するのか知りたい人

絶対に伝えたし報告も欠かさずしていた。なのにいざ問題が出てきた際、上司は自分のせいにして知らんぷり。言った言ってないの言い合いをする気力もなく、モヤモヤを抱えたまま仕事をする。

仕事内容は可もなく不可もなく。尊敬する上司もおらず、辞めてやる!と踏ん切りがつくほどではないモヤモヤが心に積もっていくこの職場で一生過ごしていくのかな?ふと不安になる。

学生の頃は良かったな。好きなことを好きなだけ一生懸命して、気持ち良い達成感と共に家に帰れば温かいご飯がある。友達と喧嘩をしても、大切な友達とは仲直り出来たし、最悪仲直りできなくても、生きていくのに支障は出なかったもんな。

大丈夫かな。このままで。

大丈夫です。伝え方を変え、対応を変え、あの手この手で説明しても伝わらない相手って一定数いますよね?どうしてそういった相手が存在したり、普段はすれ違いの少ない相手でも場合によってはコミュニケーションエラーが起きることがあるのか?

コミュニケーションの本質と改善策を知り、頭の隅に入れておくだけで、心のモヤモヤが晴れるはずです!

『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?:今井むつみ』はどんな内容?

引用:https://o-dan.net/ja/

どんな人におすすめの本か整理したところで実際の大まかな内容についてまとめてみます!

ざっくりまとめではもったいない程の本ですので、是非一読されることをおすすめします!

→人間の脳は簡単に自分にとって都合の良い記憶に書き換えてしまう

→人間の記憶容量は、最新のiPhone(スペックの低いもの)の1/128程度

→人間誰でも視点は偏っている

→様々な思い込みと、様々なバイアスによって人間の判断は歪まされている。ということに気づくことがまず困難である

→目的がすり替わってしまっている

→仕事における目的を達成させるために、コミュニケーションを円滑にするために努力したり、相手の気持ちになって考えることは重要であるが、仕事の目的でない。

→仕事の成功よりも、人の気持ちへの配慮を優先した時に「忖度」へと変わる

→失敗を糧にしている。「失敗・分析・修正」はセットで行う。

→説明の手間は惜しまない。人によってフィルターが違う前提で伝える。

→相手をコントロールしようとしない。信頼関係ができるよう努め、相手がどう成長したいか、何を大切にしているのか考える。

→話をよく聞く

以上、超絶ざっくりとまとめてみました!

管理人の評価

引用:https://o-dan.net/ja/

→抽象的で理解が難しい内容にも、具体例をまじえて解説されているので、分かりやすいです。内容の割に専門用語が少なく噛み砕いた説明が多いです。

本のタイトルからも分かるように、「なぜなのか?」が8割をしめており、「ではどうすればいいか?」は2割くらいで、その2割も「なぜなのか?を知っておくこと」が解決策としてあげられています。行動を変えよう!という本ではなく、頭の片隅に知識として入れておくと、いざその場面に直面した時に「あぁこのことだったのか」と役立つような本です!

『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』に興味がある人におすすめの本

引用:https://o-dan.net/ja/

①「仕事で評価される!1日5分で説明上手になる伝え方」:岡田創

→効果的なコミュニケーションスキルを短時間で身につける方法を提案する本です。著者は、わかりやすい説明の要素を具体的に示し、日常の短い時間を活用してスキルを向上させるテクニックを紹介しています。読者は、ストーリーテリングの力や聴衆への適切なアプローチを学び、プレゼンテーションや意見表明において自信を持つようになるでしょう。この本はビジネスや個人の成長に役立つ実践的なアドバイスを提供しています。

②「ビジネスは30秒で話せ!」:ケビン・キャロル/ボブ・エリオット

→相手の心をつかむ短くて的確な伝え方を指南する一冊です。著者たちは、ビジネスの場面で限られた時間内に自分の考えを印象的に伝えるための「30秒ルール」を提唱。目的を明確にし、相手の関心を引く構成や言葉選びのポイントを具体例とともに紹介しています。会議、商談、プレゼンなどあらゆるシーンで活用できる、説得力あるコミュニケーション術が学べます。

③「人に頼む技術 コロンビア大学の嫌な顔されずに人を動かす科学」:ハイディ・グラント/児島修

→頼みごとに対する心理的ハードルを科学的に解明し、効果的な依頼方法を指南する一冊です。コロンビア大学の社会心理学者である著者が、豊富な実験例を通じて「助けを求めたい人」と「求められる人」の深層心理を解説。人は本来、他者を助けたいという欲求を持っていることを前提に、相手に快く協力してもらうための具体的なテクニックを紹介しています。この本は、ビジネスや日常生活でのコミュニケーションを円滑にし、信頼関係を築くための実践的なアドバイスを提供しています。

最後に

引用:https://o-dan.net/ja/

今回は、今井むつみさんの『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』に興味がある方に対して、どのような方におすすめで、どのような本なのか簡単にまとめました!

最後はビジネスシーンにおいてコミュニケーションを改善するための本を3冊紹介しました!

紹介した本についても書評を書いていきますので、是非そちらの記事もご覧ください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました